2026年6月7日日曜日

青空に座る時間

青空に座る時間

広い空を見ていると、
心の中にあった小さなざわめきが、
少しずつ遠くへ流れていく気がします。

青いワスレナグサの丘に、
ひとつの木のベンチがありました。

そこには白い衣をまとった和風エルフの女性が、
黒猫と並んで静かに座っています。

何かを話しているわけではありません。

ただ、空を見上げているだけです。

でも、その静けさが、
とてもやさしく見えました。

大きな雲は、
ゆっくりと形を変えながら、
青い空の中を流れていきます。

足元には、
小さな青い花が一面に咲いています。

派手ではないけれど、
ひとつひとつが光を受けて、
丘全体をやわらかく染めていました。

黒猫は、
何も言わずにそばにいます。

その姿を見ていると、
誰かがそばにいてくれるだけで、
心は少し安心するのだと思いました。

急がなくてもいい。

うまく言葉にできなくてもいい。

ただ、空を見上げる時間があって、
風に揺れる花を眺める時間があって、
隣に静かな存在がいてくれる。

それだけで、
今日という日は、
少しやさしいものになるのかもしれません。

青空は、
何も聞かずに広がっています。

だからこそ、
疲れた心も、
そこに少しだけ預けられるのだと思います。


ここまで読んでくれて、ありがとうございます

PR
コータのAmazonページへ

よろしければ、
のぞいてみてください


0 件のコメント:

コメントを投稿