画面の中にある、四角い銀色のボタン。
その真ん中には、静かに下を指す矢印がある。
上でもなく、右でもなく、下。
少しだけ珍しい方向だ。
このボタンは、たいていページの続きを見るためのもの。
押せば、まだ読んでいない部分がゆっくりと現れる。
最初に見えていた内容は、ほんの一部だったことに気づく。
その下には、まだ続きがあったのだ。
ブログを書いていると、ときどき思う。
物事は、上から見ただけではわからないことが多い。
少し下まで見てみると、意外な発見があったりする。
文章も同じかもしれない。
タイトルだけではわからないこと。
最初の数行だけでは伝わらないこと。
読み進めていくうちに、
「ああ、こういう話だったのか」と気づく瞬間がある。
銀色の下向きの矢印は、ただのアイコン。
でもそれは、
「もう少し先まで見てみませんか?」
と静かに誘っている気もする。
画面の下には、
まだ読まれていない物語が、きっと続いている。
0 件のコメント:
コメントを投稿