2026年4月29日水曜日

空に浮かぶ夢を見上げた日

空に浮かぶ夢を見上げた日

朝と夕方のあいだみたいな、
やわらかい光の中で、
彼女はふと足を止めた。

京都のような古い街並みの上に、
色とりどりの気球が浮かんでいた。

赤、青、黄色、ピンク、紫。

まるで誰かが、
空いっぱいに夢を並べたみたいだった。

石畳の道も、
木の格子も、
遠くに見える塔も、
いつもより少しだけ特別に見えた。

何か大きな出来事が起きたわけではない。

ただ、空を見上げただけだった。

でも、その一瞬で、
気持ちが少し変わることがある。

同じ道を歩いていても、
見上げるものが違えば、
世界の見え方も変わる。

彼女の横顔には、
驚きと憧れが混ざっていた。

届かないものを見ているようで、
でも、あきらめている顔ではなかった。

むしろ、
まだ自分の中にも、
何か浮かび上がるものがあると
気づいたような表情だった。

気球は、
地面から少しずつ離れていく。

急に高く飛ぶわけではなく、
ゆっくり、ゆっくり空へ向かう。

その姿が、
夢に少し似ている気がした。

すぐに叶うものばかりではない。

派手に進む日ばかりでもない。

けれど、
ほんの少し軽くなれた日が、
あとから大きな始まりになることもある。

この画像を見ていると、
そんなことを思う。

きれいな景色は、
ただ眺めるためだけにあるのではなくて、
心の向きをそっと変えてくれるものなのかもしれない。

今日の空にも、
まだ見えていない気球が浮かんでいる。

そう思うだけで、
少しだけ前を向ける気がした。


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